「最期まで口から食べる」を支える歯科医療を育てたい

School of DentiSTORY

歯科医療は、その人らしさ、人生、ストーリーを支える要。
食べることをサポートできる歯科医療こそ、最期まで患者のWillを支える立役者。

しかし現代の歯学教育だけでは目の前の患者のWillを叶えることは難しい。
複雑な医学的背景の理解や、多職種連携、緩和ケア、摂食嚥下リハビリテーション、栄養療法、ACP(人生会議)など、歯学教育以上の膨大な知識や技術、経験が必要である。
我々は、患者を最期まで支え、そのストーリーをつなぐことのできる歯科医師を支えます。

進んでいない医科/歯科/多職種連携の繋ぎとなり、患者のストーリーを最後まで繋ぎたい。

ー 松本朋弘 ー

 私たちについて:

「最期まで口から美味しく食べる」に大きく寄与できるのが「歯科」の分野であり、本会は歯科を中心とした多職種連携ネットワークを構築して、患者様とそのご家族に付加価値を提供することを目指します。

「医科歯科連携」という言葉は認知されていますが、連携は思うように進んでいないのが実情であり、この状況を歯科から変えていく為に専門知識をシェアして、連携を主導できる人材の育成を図ります。

患者様のQOL向上に歯科が与えるインパクトの一例
義歯を使用せず健康な歯を保持している人と比較して..
・義歯使用者の死亡数は1.3倍
・歯を喪失かつ義歯未使用の死亡数は1.5倍
*健康寿命社会に寄与する歯科医療・口腔保健のエビデンス2015 日本歯科医師会
軽度認知機能が低下した高齢者に月1回の歯科介入を行うと認知機能の改善もみられた
*Chiaki Matsubara et al. Archives of Gerontology and Geriatrics Volume 92, Jan–Feb 2021, 104267
歯科医師や歯科衛生士の介入で誤嚥性肺炎が減少する。
*Gerodontology. 2013 Mar;30(1):3-9.
QOL向上に必要な歯科介入が十分に行き届いてのが現状
75歳を境に歯科受診は大きく減少
*患者調査
訪問歯科の充足率はたった3.6%
全要介護者の20%に摂食嚥下指導が必要とされている
*平成19年度厚生労働省長寿医療研究委託事業
終末期の患者において、口腔セルフケアができない患者は容易に肺炎を発症
がん終末期患者の口腔トラブルは多く、口腔乾燥97%会話困難66%
*M.PSweeney, J. Bagg, W. P. Baxter, T. C. Aitchison Oral disease in terminally ill cancer patients with xerostomia Oral Oncology, 34, 1998, 123-126..

お口のケアが「最期まで美味しく口から食べる」のカギであり、当会は、その為の教育やネットワーク構築を推進していきます。

 お知らせ:
  • 2022.4.2 - 勉強会の日程が決まりました
  • 2022.3.30 - セミナーの日程が決まりました。
 活動実績について:

医科歯科連携研究会にて、医科や他職種との懸け橋となる歯科医師を育成

研究会の第一期生の学びが終了して、現在はフォローフェーズです。

約6カ月に渡り医科的知識レクチャーを行い医科に強い歯科医師を17名輩出しました。

また、約1年のコンサルティング期間を経て、地域の医科や他職種との連携をスタートしている歯科医師を3名輩出しました。

最期まで美味しく口から食べられる人生を送ってほしい。
School of DentiSTORYはその支援をしています。

(運営)
プラスサムパートナーズ合同会社
住所:東京都渋谷区神宮前6-23-4 2F
連絡先:info@plus-sum.jp







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